副作用?年齢のせい?

よく言われることですが、例えば男性機能の症状が出た場合に言われることとして、「年のせいじゃないの?」ということがあるそうです。僕は20歳なので僕の症状に関しては年齢を言い訳にする隙は一切ありませんが、30代40代になってくるとそうもいかないようです。

PFSになった身からすれば、年齢のせいというのは、製薬会社や医師の誤魔化しにしか聞こえません。そう言っておけば、薬による責任が曖昧になってしまうのです。だから大きな問題として裁判沙汰にならないのでしょう。それに、PFSを発症せずとも、副作用が出る人は多いはずです。ちなみに僕も初期の頃は勃ちにくくなったり、サイズが小さくなったりしました。

ただ厄介なことに本当に加齢によるケースというのも存在するため、自分の症状がどちらに当てはまるのかわからない人が多いのだと思います。くれぐれも忠告しますが、決して根拠も持たずに年齢のせいなどと言わないでください。副作用かもしれないと感じている、この文章を読んでいる人は、その疑いを有耶無耶にしてはいけません。

ではどうすればいいかということですが、まず一つとして血液検査を行う、ということがあります。この方法はホルモン値という客観的なデータが得られるので、副作用かどうかの判断がしやすいですが、薬を服用する以前のデータが必要になります。もし、服用前と比べて著しくテストステロンやフリーテストステロンなどの数値が下がっている場合、服用を「必ず」徐々に中止してください。(ジヒドロテストステロン、通称DHTは阻害されてるため低く出るでしょう)徐々に、というのは、いきなり辞めると急激なホルモンバランスの乱れが起こり、PFSが誘発されやすくなるからです。1週間おきに半分ずつにするなどの方法を検討してください。PFSの患者を検査している欧米の医師も徐々に減薬していくことを勧めています。(詳しくはプロペシアヘルプなどのサイトで検索してみてください)

服用前のデータがない人は上記のように減薬をしてください。例えば半分に減らしたら副作用が無くなった場合、その用量が自分にとっての限界値だと思ってください。それ以上を服用することはPFS発症のリスクを大幅に上げます。

フィナステリドを処方する医師だけでなく、日本の内科医や泌尿科の医師でさえ、PFSに関してほとんど情報を持っていません。発症した僕が言うのもなんですが、発症したら最後です。発症ケースも様々で、飲んでから2年後急に発症した人や20年間副作用も無く飲んでいたが辞めた途端に発症した人など統一性がありません。治るかどうかも人それぞれで、本当に未知な後遺症です。僕の記事を読んで頂いた、まだ発症していない方は、PFSを発症しないよう十分気をつけてください。(といっても具体的な対策なんかありません。薬を服用しないのが1番ですが、まあこれを読んでる健常者のほとんどが無理でしょうね笑)

本当に後悔しても仕切れません。。。