個人輸入について

8月になりました。大変だった去年の8月と比べると非常に有意義な時間を過ごしています。今回はフィンペシアやフィナロイドなどの薬物を輸入することについて少しお伝えしたいことがあります。

僕は以前の記事で服用に関しては個人の自由だと述べましたが、正直なところ、それは処方薬に限った話です。というのも、例えばPFSではなくとも、副作用が出た場合にそれを報告する相手が必要だからです。これは単純に自分だけの問題ではなく、医師会への報告が発生しづらくなることにあります。日本において個人輸入でaga治療薬を購入している人はかなりの数いると思います。その事実とは裏腹に、個人輸入での薬害についての保障は一切ありません。これに関してはごく当たり前のことです。だから自己責任、というワードがよく使われることになります。ですが、先述のように、個人輸入で発生した薬害は医師会で報告されないという問題もあります。日本で中々PFSの報告が上がらないのはここに尽きると思っています。実際海外でどれくらい個人輸入という制度が施行されているのかはわかりませんが、プロペシアヘルプなどの海外サイトを見る限り、ほとんどの人が処方薬を使用していました。つまり、海外の人たちは割合として処方薬を使用する人が多いことが推測されます。(ここに関しては不明瞭です。もし詳しい方がいらっしゃったら教えてください)この推測が正しいとすれば、フィナステリドによる副作用や後遺症も医師に次々と報告されることになります。だから海外の方が日本よりも大幅にPFSが取り上げられているのだと思います。これを通じて僕が伝えたいことは、「服用するにしても、必ず医者の処方薬を使用して欲しい」ということです。さらに言えば、副作用に理解のある医師の元が理想です。PFSのような症状が万一出たとしても、検査をしてくれたり、病院を紹介してくれたり、或いはPFSについての論文を書いてくれたりするような場合は不幸中の幸いだと思います。

ちなみに、PFSの日本人のブログの多くは輸入品によるものだったはずです。これがどういう因果関係を孕むのかは不明ですが、個人的に輸入品の品質に関しては疑問視しています。薬の成分が異なる、という可能性は低いと思いますが、薬の含有量が異なる可能性は決して低くはないと思います。仮に含有量が異なっていても、個人輸入というグレーな部分のため、大きな問題にはなりにくいでしょう。

また、このブログを読んでくださる方が最近増えているようです。どういう層が見てくださっているのかはわかりませんが、もしPFSを発症した方がいるのであれば、コメントなどして頂きたいです。お力になれることは出来る限りします。他にもPFSについての質問などもOKです。次回以降の記事では、PFSの原因と推察されるものについて触れようかと思います。時間があるときに書きますのでしばらくお待ちください。